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インポートカーメンテナンスファクトリー【believe】

ボルボのパワーシート故障...異音が出て、動かない!

ボルボ、パワーシート故障。

 

こんばんは。

 

3連休を頂いておりましたbelieveのリョウです。

 

久しぶりのブログ更新の様な気がしてしまいますが(実際久しぶり)気持ちはバッチリ切れていませんよー!

 

ここ暫くは比較的軽度なメンテナンス車両が多かったのですが、その中で特に壊れると何かと不便なパワーシートの故障についてのブログを書いてみます。

 

 

今回のメンテ車両はボルボです。

XC70というクロスカントリー仕様のちょっと珍しいモデルですが、さすがはボルボというかなりの剛性感を感じさせる車両です。

 

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ボルボと言うと一般的には『高い安全性』が売りとイメージされる方が多いと思いますが、私的には安全性もさることながら、革シートの質感が非常によろしいという印象です。

 

ふかふかとクッションが利いており、厚手の革で仕立てられたそれはまるでソファーの様な座り心地で、身体のホールド性は薄いものの、お尻が痛くなりにくく、個人的に秀逸と感じます。

 

このXC70にはパワーシート機能組み込まれており、快適仕様そのもの...と言いたいところですが、『ヴーーー』という異音を発して高さ調節が出来なくなりました。(おそらく同年式のV70も基本的な構造は同じでしょう)

 

ドライビングポジションが上手くとれず、運転しにくくて疲れるし、非常に不便...という訳で早速分解し原因究明に乗り出します。

 

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頑丈そうなシートは見た目通りにちょっと重いですが、あるところまで分解したら原因が分かりました。

 

あー...ギアが欠けてますねぇ...。

 

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これでは動くはずもありませんが、驚いたのはそのギアの素材感です。

牛骨??と勘違いさせるようなプラスチック素材...新車の段階ではもっと丈夫そうな見た目をしていたのかも知れませんが、今、見る限りあの重いシートを動かす動力伝達部品の1つとしては、ちょっと頼りがいの無い様に思います。

 

その素材感はさておき、適合部品を探し出し取り付けるしかメンテの方法は無い為、そのような流れで対応させて頂く事とします。

 

予断ですが、このモデルは1度シートアッセンブリーを分解してしまうと、そのまま元に戻してもSRSの警告が出ます。(エアバッグに関しての警告)

 

これは診断機で解除するしかないのでDIYなどでご自身でメンテする場合はご注意ください。

弊社では診断機でSRS警告表示を解除する事が出来ますので、もし、DIYで警告が出たらお気軽にご相談下さいませ。

 

 

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