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インポートカーメンテナンスファクトリー【believe】

名古屋W124メンテ  古き良き時代の2台に乗ってみた。(1台はまさかの...)

名古屋W124メンテ  古き良き時代の2台にぞっこん。

 

こんばんは。

 

ホームセンターに封筒を買いに行って、肝心の物を忘れて何故か芳香剤だけを買って帰ってきたbelieveのリョウです。

う~ん...ぼーっとしちゃうんですよねぇ...この季節は。

 

子どもたちは春休みで街に公園に公共施設にと繰り出してますが、子供の絡む事故が増える時期でもあります。

急な飛び出し含めて子供は行動が読めない事がありますので、くれぐれも皆様、運転にはお気をつけ下さい。

 

 

 

さて、今日は非常にテンションの上がる事がありました!!

 

この世代のベンツが好きな方にはたまらない内容の投稿になると思いますが、あまり角目ベンツに興味の無い方でも楽しんで頂ける中身にしたいと思いますので、お付き合い頂けましたら嬉しいです♪

 

古き良き時代のベンツの代名詞であるW124を2台...しかも1台はあのE500に乗せて頂ける事になったのです!!

...勿論、仕事でです。

 

 

 

まずは1台目。

 

1台はシルバーのW124ですが、非常に状態がよろしいです★(革シートとか新品の様なテリとハリ!!)

 

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このモデルはE280というモデルなのですが、本当に乗りやすい印象でした。

 

他のW124もそうですが、現行のEクラスと比べるとコンパクトなサイズな上にボディも角ばっている為、車体感覚も掴みやすいんです。

 

Dレンジにしても2速発進の為、アクセルの踏み始めは少し鈍感な印象ですが、慣れれば不用意なアクセルの踏み込みでも急な発進をしないので、安心材料として考えて良いでしょう。

 

また、ステアリングに対して素直に車体が動く感じの操舵感と、重厚なアクセルレスポンスや足回りのしなやかさも相まって、高速で乗ったら疲れにくい車だと乗ってすぐに分かると思いますね!

 

特にこのお車に限って言えば、内装・外装・エンジン共に工場長曰く『いじるところが無い』という程に完璧に近い状態でしたから、乗ってみて感動してしまいました。

...20年前のモデルですよ??

信じられないです。

 

パワー云々、最高速で云々いう車ではありませんが、本当に余計な事を考えずに目的地まで快適に乗り手を送り届けるという部分では最高の車ですね☆

 

 

 

そして2台目。

 

来ちゃいましたよ...。

メルセデスベンツ E500(ファイナルモデルなので500Eから表記が変わっています)

 

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もう佇まいが独特なオーラを纏っています。

こんなコンパクトなセダンに排気量5Lのエンジンをぶち込んでいるとは...ちょっと信じがたいほどですが、当時の最高級スポーツサルーンの筆頭として名前が挙がる1台です。

 

これは外観で分かりやすい見分け方として有名ですが、『500E(E500)は何が一般のモデルと違うの?』という質問への簡単な答えとはズバリ【オーバーフェンダー】です♪

 

これは先ほどの280E。

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そんでこれがE500。

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...フェンダーの張り出しが違いますでしょ?

この張り出しの差が『塊感』を出しているのです。

しかしながら、これは一般のモデルとの差の1つであり、その他にも500E専用の装備は多数あります。

 

まぁそれはさておいて...早速走り出します!!!

 

当たり前ですが、【進んでいる感】を感じます。

単純に『速い』とか言う問題ではなく、車体が塊になって地を這って走っているという表現が私のする上で適切なものかも知れません。

 

先ほどのE280で挙げた良い所はそのままにパワー(余裕)と地面への張り付き感が更に引き上げられた様に感じられ、大げさな表現ですが『セダン車ってこうあるべきなのでは?』と感じてしまう程です。

 

そして、止まっていても走っていてもエンジンが静か!!!!!

 

5Lの排気量を持つエンジンはさぞかし暴力的に吠えてくるのでは思いきや、エンジンに火を入れた時はそれなりの音はしますが、アイドリングの時は恐ろしく静かで思わず『え?エンジン止まっちゃってない??』って思ってしまいました。

 

当時の新車価格が1500万円...見栄とか威張りではなく、本当に完成度が高い車であることをまざまざと見せつけられた気がしました。

 

 

 

...そして楽しい時間はすぐに過ぎてしまうもので、2台の運転も直ぐに目的地に着き、終わってしまいましたが、電子デバイス登載車が殆どの作今の中で本当に感動してしまいました。

 

2台共に言えるや感じる事を総括すると、以下のような内容です。

 

・ハンドリングが素直。(狙ったレーンを外さず走れそう)

・上には書いていないけど、ブレーキが絶妙に効く!

・内装がぱっと見た感じでもお金がかかっていると感じる。

・速さとか0-100kmタイムとかどうでも良く感じてくる。

・スイッチ類が比較的少なく、初めて乗ってもある程度、直感的に認識出来る。

・ドアを閉める時の音は重厚且つ金属的で現代の車のドアでは出せない音。

・車の四隅の感覚が掴みやすい。(コンパクト且つ角ばったデザインの為)

・これは車好きの自分だから感じる事で言うと『車と会話しやすい』

 

色々書きましたが、弊社の顧客様にW124オーナー様が多く、どの方も大切に長く乗っていらっしゃる理由がよく分かります。

 

『車はデジタル面で便利に越したことはないけど、これだけでも十二分だ』と乗ると感じるかも知れません。

現に私はそう感じました★

 

とにかく、実用面でいえば280E(E280)や320E(E320)あたりが一番です。

しかし、現実を離れながら生き残っている上質で贅沢な移動空間を求めるならば500Eはベストな選択なのではないでしょうか?

 

 

最後にどんなに素晴らしくてもW124という車は古い車です。

人間も年を重ねて風格や貫禄が出てくる一方で体に突然の変調をきたす可能性も高まります。

人間は風邪を引けば薬を飲みます...症状が重い時はお医者さんにかかります...骨が折れてればギプスをはめて通院します...手術すれば入院します。

 

車も同じです。

乗っていれば必ず壊れます。

その時の為に弊社の様な工場があるのです。

 

もしW124に限らず、古い車を乗られる様な機会がありましたら、掛かり付けの病院(工場)は見つけておく事をお勧めいたします。

 

私のお取引先で25年同じ車に乗っていらっしゃる方(ある企業の社長様)が居ます。

『今となっては凄い古い車だと分かっているし、良い車は他にも山ほどある事も分かっている。でも初めて自分で買った車がこれで、子供が産まれた時も、夫婦喧嘩して家を追い出された時も、独立して大変な時もずっと乗ってて思い入れがあるから、どんな事があっても、何度壊れても手放すことはしない』と愛車について語っていた時、純粋にかっこいいなと思ってしまいました。(走行26万キロのお車をお持ちです)

 

そこまでとはいかなくてもお車を大切にされている方々の味方であり続けたい...そう思って明日も元気にメンテに励みます!!

 

感動が大きくて長くなってしまいましたが、長文閲覧頂きましてありがとうございました!!

 

 

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